デザインストーリー
描かないことで、描く
デザインは「足す」ことばかりが工夫ではありません。むしろ、どこまで「引く」かにこそ、品格が宿ります。このデザインは、画面の下方にちいさな富士山と朝日のワンポイントを置き、その上を大きな余白で満たしました。
何もない空間が、かえって雄大さを語る。眺めていると、早朝の澄んだ空気のなかで、遠くに富士を望んでいるような気持ちになります。
余白という、贅沢
ぎっしりと描き込まれたデザインには、確かな迫力があります。けれど、余白を大胆にとったデザインには、別種の贅沢があります。手元に置いたときの静けさ、主張しすぎない品の良さ。ビジネスの場でもさりげなく使える、大人のための一本です。
空は淡いクリームから、ほのかな青へ。朝が明けていく一瞬のグラデーションを、やわらかく表現しました。裏面は小さな富士を均等に散らした軽やかな連続パターンで、表のミニマルさを裏切りません。
静かに、長く付き合う道具
派手なものは、最初の印象こそ強いけれど、飽きも早い。逆に、静かなものは、毎日見ても疲れません。このミニマルな富士は、流行に左右されず、長く付き合っていける佇まいを目指しました。
落ち着いた贈り物として、自分のための上質な日用品として。オリジナルZIPPO(ジッポー)ライター製作として、余白の美しさまで含めて、一面ずつ仕上げます。








