デザインストーリー
細い光は、満ちる前の希望
満月は確かに美しい。けれど、細くたよりない三日月には、また別の趣があります。これから満ちていく予感、欠けているからこその余白。古来、三日月は再生や成長の象徴ともされてきました。
このデザインは、深い夜空にその三日月をたったひとつ、ぽつんと置きました。あとは、ほとんど余白。小さな光と、大きな闇。引き算の極みのような、静かな一本です。
余白に、語らせる
モチーフを詰め込めば、にぎやかにはなります。けれど、ひとつに絞ると、その存在感はかえって際立つ。深い藍から黒へと沈むグラデーションの空に、細い三日月と、ほんの二つ三つの星だけ。見る人の視線も、心も、自然とその一点へ吸い寄せられていきます。
夜の静けさ、そして上質さ。派手さとは無縁の、大人のためのミニマルデザインです。裏面は小さな三日月と星を散らした軽やかな連続パターンで、表の静謐さを裏切りません。
夜に、ひとり
一日の終わり、ひとりになる夜の時間。火を点けると、闇のなかに小さな灯りがともり、手元の三日月とそっと響き合います。にぎやかな昼とは違う、静かで満ちた時間。そういう時間を大切にする人にこそ、持ってほしい一本です。
落ち着いた贈り物として、夜を愛する自分のために。オリジナルZIPPO(ジッポー)ライター製作として、細き光の静けさを、ていねいに仕立てます。








