デザインストーリー
千年、寄せては返す波
青海波(せいがいは)は、扇形の波が幾重にも連なる、日本でもっとも親しまれた伝統文様のひとつです。その起源は古く、雅楽の装束にも使われてきました。穏やかな波が途切れることなく続く様から、「平穏な暮らしが末永く続くように」という願いが込められた、吉祥文様でもあります。
このデザインは、その古典文様に奥行きと光を与え、初夏の海の涼やかさをまとわせました。眺めていると、寄せては返す波の音が、ふっと聞こえてくるようです。
藍のグラデーションで、涼を
単調になりがちな連続文様に、藍からティール、淡いアクアへと続くグラデーションを重ねました。ところどころに銀の泡のハイライトを散らし、波がきらめく一瞬を表現。古典でありながら、どこか現代的な清涼感のある仕上がりです。
表面は奥行きのある主役ビジュアルとして、裏面は規則正しく続く連続パターンとして。表で海を感じ、裏で文様の心地よい反復に身を委ねる、和の二面構成です。
穏やかさを、願って
激しさではなく、穏やかさ。派手な吉兆ではなく、静かに長く続く平穏。青海波が象徴するのは、そういう種類の幸福です。火を点けるたびに、寄せては返す波が手元に広がり、心がすっと凪いでいく。
和の心を大切にする方への贈り物に、暑い季節の涼やかな相棒に。オリジナルZIPPO(ジッポー)ライター製作として、千年続く波の文様を、涼やかに仕立てます。








