デザインストーリー
光の翼と、闇の翼。瓜二つの双子
右手に白い羽根、まばゆい光背を背負った天使の少女。めくれば、そこには同じ顔をした悪魔の少女——黒い翼に小さな角、いたずらっぽい笑み。善と悪、光と闇。けれどこのデザインが描きたいのは、対立ではなく「双子」という関係の甘やかさです。
表と裏で瓜二つ。顔立ちも構図もそのままに、翼の色と配色だけが反転する。天使が白金なら、悪魔は黒紅紫。まるで一枚の鏡を挟んで、二人が見つめ合っているかのようです。
反転する、けれど同じ面影
表面の天使は、穏やかに微笑み、光る羽根をそっと差し出しています。背後には柔らかな雲と金色のぼけ。すべてが明るく、清らかです。
裏面の悪魔は、同じ顔で、けれどどこか小悪魔めいた笑み。黒い蝙蝠の翼、小さな角と尾、手のひらには小さな残り火。紅と紫のドラマチックな光が、彼女を包みます。
表の「羽根」と裏の「残り火」。光るものを手にする所作まで揃えることで、二人が確かに双子であることを、そっと示しました。どちらが好きかは、きっと日によって変わるはず。
二面性を、手のひらの一台に
このデザインを一台のライターに落とし込む醍醐味は、なんといっても表裏の落差です。白金の清らかさと、黒紅紫の妖しさ。金属の面が光を受けると、天使側はまばゆく、悪魔側は深く沈む。同じ器の中で、二つの世界がせめぎ合います。
オリジナルZIPPOライターとして仕立てれば、その日の気分で「どちらの顔を上に向けるか」を選べる。天使の日もあれば、悪魔の日もある。持つ人の心のうつろいに、そっと寄り添う一台です。
贈る、選ぶ、遊ぶ
二面性やギャップに惹かれる人へ。天使と悪魔、両方を愛したい欲張りな自分へ。ペアではなく「一台で二役」というのが、この企画の粋なところです。
名入れを添えれば、どちらの翼にもあなたの名が宿ります。記念に、贈り物に、あるいは自分だけの小さな相棒に。眺めるほどに、光と闇の間で視線が往復し、飽きることを忘れます。手にした人だけが知る、甘くて危うい二面の物語がここにあります。











