デザインストーリー
見上げることを、忘れていた
最後に夜空をゆっくり見上げたのは、いつでしょうか。街の灯りに慣れた私たちは、頭上に天の川が流れていることを、つい忘れて暮らしています。けれど、ほんの少し空を見上げるだけで、自分の悩みがいかに小さいかを思い知らされる。星には、そういう力があります。
このデザインは、深い藍の夜空にうっすらと流れる天の川を、静かなタッチで描きました。手のなかに、ささやかな宇宙を灯すように。
静けさを、デザインする
星空のデザインは、描き込みすぎると途端に騒がしくなります。だからこそ、あえて引き算を。藍から黒へと沈むグラデーションのなかに、天の川を淡く一筋。星はきらびやかにせず、ひそやかに散らしました。下端にほんのわずかな地平線を置くことで、見上げる視点が生まれます。
光りすぎない星空は、見るほどに心を鎮めてくれる。裏面は小さな星と星座線だけの連続パターンで、表の静謐さを途切れさせません。
ひとすくいの、宇宙
火を点けるその灯りもまた、ひとつの小さな星のようです。漆黒のなかにともる、たよりないけれど確かな光。夜空のデザインと重なって、手のなかにささやかな宇宙が生まれます。
星が好きな方への贈り物に、夜にひとり静かに過ごす時間のおともに。オリジナルZIPPO(ジッポー)ライター製作として、淡い星明かりの繊細さまで、一面ずつ仕立てます。








