デザインストーリー
古地図を口にくわえた、小さな探検家
古い山小屋の片隅。誰のものでもなくなった木の宝箱の前で、短い四本の脚をふんばって立つ赤毛の子ダックスフンド。口にくわえているのは、ふちのこげた羊皮紙の地図。耳をぴんと立てて、すこし口を開けて。「ねえ、これ、どこに続いてると思う?」と、いまにも言いそうな表情です。
「宝物さがしダックス」は、絵本の挿絵のような世界観で、冒険のはじまりを切り取ったデザインです。
ダックスフンドという、根っからの猟犬
胴長短足というユニークな姿のダックスフンドは、もとはドイツでアナグマ猟のために改良された犬種です。土の中の獲物を見つけ、追い詰める仕事——その小さな身体の中には、想像以上に勇敢で誇り高い心が宿っています。
短い脚。 長い胴。 驚くほど強い好奇心。
冒険心を描くのに、これほどぴったりな犬種はいません。このデザインでは赤毛(レッド)で統一し、絵本の挿絵風のやさしい線で描いています。
海賊宝じゃない、山の小さな冒険
宝といっても、海賊や金貨の話ではありません。古地図、コンパス、点線のルート、足跡——この絵にあるのは、もっとあたたかな「探索」のロマンです。
森の小屋に伝わる、ちいさな物語。 ご先祖さまが隠したと言われる、なにか。 それを探しに、最年少の家族犬がひとり、こっそり旅に出る。
絵本のような世界観で描いているのは、贈った相手にも、贈った自分にも、もう一度「小さな冒険」を許してあげたいから。
このデザインが似合う人
- ダックスフンドと暮らしている、もしくは暮らしていた人
- 日々の中に、小さな冒険を見つけられる人
- 旅と地図に、わくわくする人
- 一見ふつうの大人だけど、心の中に少年/少女が住んでいる人
贈り物として
旅好きの友人へ。子犬を迎えたばかりのご家庭へ。退職して旅を始めたいと話していた上司へ。
火を灯すたびに、山の小屋で小さな探検家が振り返って、「いっしょに行こう」と誘ってくれる。中西工房の職人が一品ずつ仕上げる、あなたの次の冒険のお守りを。








