日本神話シリーズ
海幸彦と山幸彦 〜竜宮の乙姫と、見るなの禁〜
兄の釣り針を失くした山幸彦は、竜宮で乙姫トヨタマヒメと結ばれます。しかし出産の姿を「見るな」と言われて覗いてしまい、妻は海へ帰ってしまう。古事記の見るなの禁を約1分で描く縦型ショートアニメです。
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海幸彦と山幸彦 〜竜宮の乙姫と、潮の珠〜
- ・約1分で竜宮の恋と見るなの禁の要所だけを追う縦型ショート
- ・約束を破った代償の重さを姫の別れの一言で伝える
- ・釣り針や潮の珠の詳しい経緯は長編「潮の珠」編へ
1分で追う竜宮の恋
釣り針を海に落とした弟の叫びから、潮の路を辿って着いたまばゆい竜宮、井戸辺での姫との出会い、海の底で過ごした三年、鯛の喉から見つかった針と二つの珠、産屋の前での「決して中をご覧になりませぬよう」、覗いた先の巨大な鰐鮫、そして海へ帰る妻の別れの言葉まで。長い物語の要所を9つの場面に絞り、約1分で最初から最後まで走り抜けます。竜宮の青から渚の夜へ、画面の色の移り変わりだけでも場面の転換がわかります。
この短編の切り口
題名に「見るなの禁」とあるとおり、この短編の重心は釣り針でも潮の珠でもなく、最後の約束にあります。なぜ姫は見るなと言ったのか、なぜ夫は覗いてしまったのか。説明を省き、頼む姫の声と覗いた瞬間の鰐鮫の姿を並べるだけで、約束を破った代償の大きさが伝わる作りです。「どうか御子を大切に」と告げて去る姫の一言が、この1分の締めくくりになっています。
本編の案内
詳しい物語は約11分の長編「海幸彦と山幸彦 〜竜宮の乙姫と、潮の珠〜」編で描かれます。兄弟が道具を取り換えるまでのやりとり、千本の針を作っても許されない場面、老神シオツチの小さな舟、海神のもてなし、潮満つ珠で兄を従える場面、渚に残された父と子の結びは、長編でのみ見られます。前後の物語は「木花咲耶姫 〜炎の産屋〜」編と「ヤマトタケル」編です。
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