日本神話シリーズ
スサノオの誓約 〜姉と弟の、賭け〜
姉に疑われた弟が、誓約(うけい)で潔白を証明する。だが勝った途端に暴れ、姉は岩戸に隠れてしまう。古事記の姉弟の賭けを約1分で描く縦型ショートアニメで、長編「スサノオの誓約 〜姉と弟の、賭け〜」の要約版です。
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スサノオの誓約 〜姉と弟の、賭け〜
- ・約1分で誓約の始まりから岩戸隠れまでを一気に見せる縦型ショート
- ・「俺の勝ちだ」の勝ち名乗り直後に岩戸が閉じる落差が軸
- ・追放の経緯や誓約の手順は長編「姉と弟の、賭け」編へ
1分で追う姉弟の賭け
海を託されながら亡き母を慕って泣くばかりのスサノオ。天へ昇るその鳴動に「国を奪いに来たのか」と身構え、髪を結って千本の矢を負い、強弓を構える姉。「邪な心はない、暇乞いに来ただけだ」という弟の叫びと、「ならば誓約だ」の一声。剣から三柱の女神、玉から五柱の男神が生まれ、弟は勝ち名乗りを上げ、その驕りの果てに姉は岩戸へ隠れます。約10カットで、賭けの始まりから結末までを一気に見せます。
この短編の切り口
見出しは「勝ったのに、いちばん大切なものを壊した」。長編が父の追放や武装の細部、誓約の手順を順に追うのに対し、短編は「俺の勝ちだ」という勝ち名乗りの一言を頂点に置き、その直後に岩戸が閉じる落差だけで物語を語ります。潔白を証明した瞬間が転落の入口だったという皮肉を、説明なしに体感させる構成です。姉が弓を構える表情と、弟が叫ぶ表情。その二つを並べるだけで、疑いと驕りがどちらも同じ姉弟の情から出ていることが見えてきます。
本編の案内
詳しい経緯は約10分の長編「スサノオの誓約 〜姉と弟の、賭け〜」編で描かれます。泣き声で海が干上がる場面、幼い頃かばってくれた姉への思い、剣を噛み砕いて霧を吹く誓約の手順、宗像三女神とアメノオシホミミの誕生、田や機屋での乱暴、後悔の言葉は長編でのみ見られます。前の物語は「イザナギ黄泉下り」編、続きは「天岩戸の大宴会」編です。岩戸が閉じたその先で神々が何をしたかは、天岩戸編で描かれます。
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