デザインストーリー
エルヴィスが動かした世界
1954年、エルヴィス・プレスリーがメンフィスのスタジオで「That's All Right」を録音した。カントリーとブルースが融合したその音楽——ロカビリーと呼ばれることになるその音楽は、若者たちの身体を揺さぶり、保守的なアメリカ社会を震撼させた。
不良と呼ばれながらも踊り続けた若者たちの時代。リーゼントにレザージャケット、エレキギターとドラムの轟音。ロカビリーはただの音楽ジャンルではなく、反抗と自由の象徴だった。
このデザインについて
「ROCKABILLY」の太字ヴィンテージレタリングを主役に、エレキギターのシルエットと燃え上がる炎を組み合わせた。1950年代のロックンロールポスターを彷彿とさせる大胆な構成。深いブラックに赤とオレンジの炎が映える。
ディストレス加工が施されたテクスチャが、70年前の熱狂の記憶を今に繋ぐ。文字の力強さとギターの曲線、炎の動きが縦長のZIPPOの中で見事に調和する。
裏面は音符、ギターピック、炎のモチーフが繰り返すパターン。持っているだけで音楽が聞こえてきそうだ。
ロカビリーを愛する人へ
ロカビリーは今も世界中にファンを持つ。ヴィンテージカーとリーゼントのカルチャーを継承するコミュニティが日本にも存在し、週末ごとにイベントが開かれている。そのコミュニティに属する人、あるいはリスペクトを持って聴く人への贈り物として、このデザインより相応しいものはないだろう。
炎とロックンロール
Zippoライターとロカビリーは、実は同じ時代の産物だ。1950年代、アメリカの若者がZippoを手に持ち、ロカビリーを聴いた。このオリジナルZIPPOはその時代の記憶をひとつの金属に凝縮している。中西工房のオリジナルジッポーライター製作で、ロックンロールの魂を手に刻もう。








