デザインストーリー
手のなかで完結する、ひとつの物語
このデザインは、表と裏で一対になっています。表には嵐雲を貫いて天へ昇る龍。そして裏には、その龍が目指す宝珠(ほうじゅ)が、雲海のなかに静かに光る。表で力を、裏で目的を描く。手のなかで、ひとつの物語が完結する構成です。
だからこそ、表だけでなく裏も覗いてほしい。裏返したときに「ああ、そういうことか」と腑に落ちる——そんな仕掛けを込めました。
昇る、という縁起
龍は古来、水を司り、天へ昇って雲を呼び雨をもたらす存在とされてきました。とりわけ「昇り龍」は、運気の上昇、立身出世、飛躍の象徴。新しい挑戦の節目に、これ以上ふさわしいモチーフはそうありません。
構図はあえて縦の上昇感を強調し、鱗が金の光を弾くように描きました。色は藍・銀・金の三色で、荒々しさのなかにも品格を持たせています。
一対だからこその仕立て
表裏で物語をつなぐデザインは、位置合わせがすべてです。裏面の宝珠が中心からずれると、物語が途端に間の抜けたものになってしまう。そのため、このデザインは中央配置を丁寧に調整して仕上げます。手間はかかりますが、完成したときの一体感は格別です。
飛躍を願う方へ、人生の節目の贈り物として。オリジナルZIPPO(ジッポー)ライター製作として、表裏を一対に、丁寧にお仕立てします。








