デザインストーリー
光の娘と、闇の娘
天使と悪魔は、必ずしも厳めしい存在でなくてもいい。このデザインは、その対比を「かわいさ」で表現しました。表に白い翼の天使少女、裏に黒い翼の悪魔少女。睨み合うのではなく、互いにそっと手を伸ばし、視線を交わす。敵同士ではなく、どこか惹かれ合う二人として描いています。
表面 ― 天使少女
大きく輝く瞳、やわらかなツインテール、小さな白い羽根。フリルのワンピースに小さな光輪。日本の萌えアニメらしい愛らしさを全面に出しつつ、手の先は画面の外——裏側の相手へと伸びています。明るくクリーンなパステルの配色が、見ているだけで気持ちを軽くしてくれます。
裏面 ― 悪魔少女
ひっくり返すと、黒いツインテールに小さな角としっぽ、黒い羽根の悪魔少女。いたずらっぽい笑みを浮かべ、こちらも手を伸ばしています。表と裏で作画も配色も同じトーンに揃えているので、二人の指先が画面の向こうで触れ合うように感じられる。対立ではなく、対の関係です。
かわいいは、強い
厳しさや教訓ではなく、ただ好きだから持つ。そんな選び方があってもいい。この一台は、推しの二面性が好きな人、ゴシックやサブカルの世界観が好きな人に、まっすぐ届くデザインです。
二人で一つ
天使少女と悪魔少女は、別々の台として二人で揃えても楽しめます。表だけの天使、裏だけの悪魔——どちらを表に向けるかで、その日の気分が決まります。
萌えと道具の、意外な相性
かわいいイラストと無骨なライター。一見ちぐはぐなこの組み合わせには、実は不思議な魅力があります。金属の硬質な質感が、柔らかなキャラクターの線を引き立て、甘くなりすぎないバランスを生むのです。デスクに置いても、持ち歩いても、子どもっぽさに転ばない。大人が堂々と推しを連れ歩ける塩梅を狙いました。
視線が合う、という設計
このデザインで一番こだわったのは、表と裏のキャラクターが互いに手を伸ばし、視線を交わしている点です。二台を並べたときに二人の指先が触れ合うように、左右の構図を計算しています。一台でも完結し、二台でさらに物語が深まる。集める楽しみのあるデザインです。
推しと過ごす時間
お気に入りのキャラと一緒にいる時間は、それだけで心が満ちます。火を灯すたびに視界へ入る小さな天使と悪魔が、何気ない一日をほんの少し特別にしてくれる。そんな日常の伴走者を目指しました。
集める、贈る、推す
かわいいキャラクターのデザインは、ひとつの楽しみ方に縛られません。自分用にお迎えするのはもちろん、同じ趣味を持つ友人への贈り物としても喜ばれます。天使少女と悪魔少女、どちらを表に向けて渡すか——その選択にメッセージを込められるのも、両面ならではの遊びです。
このデザインは受注生産で、注文を受けてから一台ずつ仕立てます。だから「自分だけのために作られた推しグッズ」という特別感があります。量産品のガチャやプライズとは違い、手元に届くまでの待つ時間さえ愛おしい。日常に小さな彩りを足してくれる、長く付き合える一台です。
仕立てについて
繊細な萌え系の線画は、刷り込みの精度が命です。中西工房は、細い髪の流れや瞳のハイライトまで損なわないよう一台ずつ仕上げます。手のひらで何度も裏返したくなる、愛着の湧くZippoライター。金属の風合いとキャラクターの愛らしさが響き合い、使い込むほどに手に馴染んでいく。お気に入りのキャラと過ごす時間に、そっと寄り添う一台です。
好き、を持ち歩く
何かを好きでいる気持ちは、それだけで日々を明るくしてくれます。天使少女と悪魔少女、光の娘と闇の娘。どちらかに決めなくていい、両方かわいいから両方連れていく——そんなわがままを、一台で叶えられるのがこのデザインです。
デスクに飾れば作業の合間にふと目が合い、持ち歩けばポケットの中に小さな推しがいる。お気に入りのキャラと一緒にいられる時間は、特別なイベントの日だけではありません。何でもない平日の、ほんの数秒。その積み重ねが、暮らしをやさしく彩っていきます。表の天使、裏の悪魔。今日の気分で表情を選びながら、長く愛せる相棒として、あなたの毎日にそっと加わります。好きという気持ちは、誰に説明する必要もありません。手のひらの中で二人が微笑むだけで、ふっと肩の力が抜けていく。そんなささやかな幸せを、いつでも持ち歩けるデザインです。








