ねこ按摩編(実写)
終電後のホームで猫にほぐしてもらう5分間|終点按摩
終電が行ってしまったあとの、誰もいないホームの端。柱の木札に「終点按摩」とだけ書かれた場所で、猫にマッサージしてもらう5分間の癒し動画です。首すじ、肩、背なか、うで、最後は全員乗り。セリフもナレーションもなく、自販機のうなりと猫のゴロゴロ音だけが残ります。残業帰りの夜、寝る前に流してください。
- ・終電後の無人ホームで、首すじ→肩→背なか→うで→全員乗りの順にマッサージされる5分間
- ・支払いは五円玉五枚。コースが終わるたび猫が切符を一枚くわえて持ち去る
- ・首から下げた社員証は猫が裏返す。客の顔は一度も映らない
- ・電車は最後まで来ない。最後は鞄の上を猫に占領されて帰れなくなる
どんな動画?終電後のホームで猫にマッサージされる5分間
終電を見送ったあとのホームに、肉球の足あとが点々と続いています。たどった先、いちばん端のベンチの柱に手書きの木札「終点按摩(しゅうてんあんま)」。そこで猫たちにマッサージしてもらう実写AI動画です。 客の顔は最後まで映りません。映るのはスーツの肩、首すじ、鞄を持つ手だけ。見ている人がそのままベンチに腰かけて、猫に揉まれている視点で作っています。猫のマッサージ動画、猫の癒し動画を探している方、仕事帰りの夜に何も考えたくない方に向けた一本です。
支払いは五円玉五枚。品書きは木の札
この店にレジはありません。ベンチの上のアルミの小皿に、五円玉を五枚。硬貨が皿に当たる硬い音が、この動画でいちばん最初に鳴る「会計」です。 品書きはベンチに立てかけた木の札が五枚。「首すじ とまれ」「肩 ゆるめ」「背なか おろせ」「うで ぶらぶら」「しあげ しゅうてん」。コースがひとつ終わるたびに、猫が切符を一枚くわえて暗がりへ持ち去ります。札が減っていくのが5分間の進行表になっているので、あとどれくらいで終わるかが目で分かります。
首から下げた社員証は、猫が裏返します
施術の前に、猫が前脚でひとつだけすることがあります。客の首から下げた社員証を、そっと裏返すこと。名前も肩書きも、猫には関係ありません。ここから先は誰でもない人として揉まれてください、という合図です。 そのあとは木札の順番どおりに進みます。首すじにキジトラの前脚がそっと乗って止まり、肩をゆっくりゆるめ、背なかを上から下へ押しおろし、うでをぶらぶらと揺すり、最後は全員が乗ってきて仕上げ。途中で一度、風の音とともに何かが通過しそうになりますが、電車は最後まで来ません。
音の話:自販機のうなり、蛍光灯、猫のゴロゴロ音
セリフもナレーションもありません。聞こえるのは、ホームの端の自販機が低くうなる音、蛍光灯がちらつく音、爪がコンクリートを叩く小さな音、遠くの踏切、そして耳元のゴロゴロ音。BGMはごく薄く敷いてあるだけで、途中で蛍光灯が落ちて自販機の音だけが残る場面があります。 夜のホームは意外と音が少ない場所です。その少なさをそのまま活かした猫ASMRとして、イヤホンで聞くと首のすぐ後ろで喉が鳴っているように聞こえます。驚く音は入れていないので、寝落ち用に流しっぱなしにできます。
オチ:鞄を取れないので、帰れません
仕上げが終わるころ、客は眠ってしまいます。目が覚めると空はうっすら明るく、遠くで鳥が鳴いています。帰ろうとして鞄に手を伸ばすと、その上で猫たちが丸くなって寝ている。鞄を取れないので、帰れない。終点按摩という店の名前は、そういう意味だったのかもしれません。 電車が最後まで来ないのは「時間が止まっている場所」の表現です。急がなくていい、今夜は誰も呼ばない、というのがこの回の型です。
シリーズの案内:ねこ按摩処は場所を変えて続きます
「ねこ按摩」は、猫にマッサージしてもらう5分間の実写AIシリーズです。第1作は雨上がりの路地の「ねこ按摩処」。この「終点按摩」は第10作で、シリーズのなかでもいちばん人の生活に近い、疲れた会社員のための回です。 ほかにも、残業帰りの地下の「猫の手整体」、南の島の「浜の猫按摩」、雪の宿の「囲炉裏按摩」、深夜の図書館の「夜長按摩」、屋形船、霧の灯台、乗り継ぎの空港など、場所と季節を変えながら同じ型で続いています。短い切り抜きは縦型ショートとして囁き声の実況付きで公開し、本編のロング版は猫の不思議チャンネルの「ねこ按摩編」再生リストにまとめています。
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