デザインストーリー
夏祭りの宵に
提灯のあかりがにじむ祭りの夜。浴衣をまとった少女が団扇を片手に、ふっと微笑む。表面はその一瞬を切り取ったポートレートだ。アニメ調のクリーンなセル画タッチで、健やかで上品な雰囲気にまとめた、完全オリジナルのキャラクターである。
表裏でひとつの物語
このデザインの面白さは、表と裏が「ひと続きの物語」になっていることだ。裏面には、同じ浴衣の少女が川面に咲く花火を見上げる後ろ姿を描いた。表で目が合い、裏でその視線の先を一緒に追う——表裏で時間が流れる構成にしている。両面とも主役級に描く「両面表」だからこそ成立する仕掛けだ。
画風・配色・光を揃える
表裏が別物に見えないよう、線の太さ、セル画の塗り、配色、光の方向まで統一した。同じ夜、同じ少女、同じ温度。手の中で表から裏へ返したときに、物語が途切れずにつながる。裏面は単独デザインのため、仕上げ時に手動調整を前提としている。
推しを持ち歩く文化
好きなキャラクターを身近な道具に宿らせて持ち歩く——いまや当たり前の楽しみ方だ。このオリジナル少女も、季節や衣装を変えてシリーズ化できる余地がある。クリエイター企画とも地続きのモチーフで、ファンアート的な熱量を一本に込められる。
物語を手のひらに
単なる絵ではなく、表裏で完結する小さな物語。眺めるたびに夏祭りの一夜がよみがえる。アニメやイラストが好きな人への贈り物にも、自分の「推し」を形にしたい人にも。オリジナルZIPPOだからこそできる、世界に一つの物語を手のひらに。










